前日の夜
6時間耐久チームの予選は順調に終了、122号車YZF−R6が13位、120号車CBR600RRが15位で
予選を通過しました。
その日の夕食では決勝日の善戦を祈念し、伊藤社長から乾杯の音頭をしてもらいました。
決勝日の朝はゲジゲジ15分に起床!前の晩にクラブ恒例の行事が行われたのは言うまでも無い!
イマムーが洗礼にあったのは彼自身に問題があるようだ・・・。
決勝
決勝は9時30分から、6時間後の15時30分を目指して激走をする。
120号車、122号車ともスタートは無難にこなした、1周目で予選順位よりも順位を上げ、両車とも12位前後を走行
。2時間40分経ったところで122号車は予定通り、タイヤ交換を行いヒラッチに交代。
近藤親方が思ったよりもペースが上がらない、という事態もあったがここまでは出来すぎの内容。
3時間経過
第1の波乱があったのは120号車がライダー交代&タイヤ交換を行う3時間経過目前のこと、予定よりも早く前川氏
がピットイン、なんと突然にスロットルホルダーがレインボーコーナーでゆるみ、危うく転倒の危機に!なんとかピッ
トに戻ってきた、という次第である。
スロットルホルダーの増し締め&給油とタイヤ交換を済ましコースに復帰、事なきを得た。
122号車転倒!
大転換があったのは4時間30分を迎えようとする時間帯の頃であった、なんと3回目の走行のイマムーが帰ってこな
い!
本人の記憶が定かではないのでよくよくは分からないが、シケインでハイサイド、転倒をしたらしい。YZF−R6の
マスターシリンダーが壊れ、修復不可能ということになりリタイヤを余儀なくされたのだ。
6時間経過、そして完走!
120号車CBR600RRはゴールライダー、前川氏のライディングにより無事完走が果たせそうな時、実はちょっ
としたドラマが進行中だった。それは6位を走行中の桶スポのCBRにわずかずつではあったが追いついていたのだ、
桶スポCBRは55分のライディングを敢行し、ガス欠ギリギリの作戦であったようだ。
豊田氏から交代時に1分位あった差を1周回に付き2秒くらいずつ詰め、ゴール時には半分近い33秒までにしていた
のであった。しかし、その前川氏をさらに上回るペースで追いかけてきたのが、8位でゴールしたゼッケン705のピ
ザーラスピードのCBR954であった。なんと、交代時にあった1LAP差を9秒差まで詰めてきていたのだ。
桶スポの給油&交代で逆転できた6位との差であったが、逆に8位のCBR954RRに辛くも逃げ切ったことの方が
大きいのかもしれない。
こうして2003年SUGOオープン6時間耐久レースを終え、また来年へとそれぞれのペアが来年への課題を持つこ
とが出来ました。
来年の耐久もまた頑張ります、皆さんのまたの応援、よろしくお願い致します!