春が早いとはいえ朝方はやや冷え込んだ3月17日、茨城県真壁トライアルランドにて行われた 全日本トライアル第一戦関東大会を観戦してきました。 集まったメンバーは伊藤社長、田尻さん、私アンドウの3人。タジジーさんが腰の調子が悪くて バイクに乗れないということで、社長のラグレイトで行きました。 筑波山北麓の真壁町へは栗橋〜総和〜三和という、途中まではツクバサーキットへ行く道を辿り、 市長が捕まった下妻市を経由して80q弱、2時間弱の道のりです。途中筑波山の眺めもかっこ 良く、ちょっとしたツーリングにも良い場所。このところの陽気、バイクで行きたかったなあ。 | |
9時過ぎに着くと既に国際B級(IB)はスタートしており、会場は熱気に包まれていました。 お目当ての国際A級スーパークラス(IAS)のスタートは10時から。それまで順次スタート する国際A級(IA)の選手のトライを観戦していました。 セクションを見るとIB・IAのマーカーと、IASのは全く違うところに。歩いてなんてとて も登れない(ロッククライミングのような)岩の壁を登るようセッティングされていました。昨 年一昨年のもてぎ世界戦も見に行きましたが、それに勝るとも劣らない難易度の高さ。世界に通 用する人たちはやはり違います。 | |
さて10時になりIAS、一分おきに一人ずつスタートしていきます。持ち時間は5時間半、こ の間に12セクションを3周します。ひとつのセクションは今年から1分30秒で通過しなけれ ばなりません。一周目はみなじっくり下見してからトライするので、本部近くの第9セクション で陣取っていた私達は、スタートする本多選手に手を振って見送ったあと、ここに来るのはまだ だろうとたかをくくって交代であっちのセクションに行ったり、出店でモツ煮を食べたりしてい ました。そうしたら本多選手はどうやらIAS復帰第一戦張り切っていて、全てのセクションを 一番乗りでトライしていたようで(と公式HPに書かれていた)、気が付いたら私達は見逃して いてもう行ってしまっていたのでした。そうとはわからない私達はまだ来ない何かあったのかま た手が痛むのかと気を揉んであちこち見回り、やっと午後に山の上の第4第5セクションで、3 周目のトライを間近で見ることが出来ました。 | |
本多選手は「頭痛い、クラッチ調子悪い」と言っていましたがその顔はにこやかで、世界戦の時 のようなナーバスな表情はなく、とても楽しく復帰第一戦を終えられたようです。結果はIAS 10人中10位でしたが、それでも充分手応えを感じているように思われました。 | |
その他結果は、真打ちフジガスこと藤波貴久と新進気鋭ヤマハの野崎が世界戦をまわっているの で、本命黒山の横綱相撲かと思われましたが、あにはからんや黒山は5位に沈み、今年からホン ダに乗り換えたチームMITANIの小川友幸が逃げ切って優勝、大波乱の幕開けとなりました。 | |
IAもIBももちろん、上と比べれば確かに見劣りしますがでもその50cmステアを登れと言わ れても私には出来ません。充分見応えがあります。そうそうIBにカッチャンによく似た(体型 の)選手がいましたが、よくトラクションがかかってしっかりグリップして結構うまかったよう です。最終セクションの大壁登りでは10m位滑落していましたが。 | |
全日本はこの後九州近畿等全国各地をまわり最終戦が10月SUGOです。例年第一戦はこの時期関
東真壁なので、皆さん来年ツーリングで行きましょう。9月にはもてぎでまた世界戦があるので
こちらも行きますよ。
※文章と写真が合っていない所もありますが、ご容赦下さい! |