耐久レーストップ

 ■7月6日レース前日(公式練習)

左から
NSRmini(6号車)
 <平出・小穴真梨子組>
CBX125(120号車)
 <豊田・前川組>
CBX125(121号車)
 <横田・小林組>
●7月6日(土曜日)
 午前7時にゲートインしました、早朝から公式練習に向けてマシンのセッティングや細かな 調整に時間を費やし、ゼッケン奇数・偶数別に用意された練習走行の1本目に備えました。
 奇数ゼッケンの1本目は9時からで、121号車のCBX125改が第1ライダーの横田氏 のライディングで始まりました。

 この日の事件は、午後に入ってからで、まず121号車の横田・小林組のCBXがどうにも スピードが乗らず、シリンダーヘッドからもオイルが漏れています。量はたいしたことなく、 わずかに滴る程だったのですが、耐久を前にわずかなオイル漏れも致命傷です。早速、原因 追及をすると、なんと!シリンダーヘッドとシリンダーをつなぐスタッドボルトが馬鹿になっ ています。これでは圧縮漏れしてしまい、馬力が出ないわけです。
 早速、毎年お世話になっている武田モーターサイクルさんに直行!奇跡的にあったCBX1 25を買い取り、エンジン載せ換えの大手術を行う!!幸いにもエンジンは好調、予選に間 に合い解決です!!

 その次の事件は、120号車のCBX125改にも降りかかった。なんと、マフラーサイレ ンサーが脱落してしまったのだ!ライディングしていた豊田さんによると、ヘアピンの辺りで音 が変わったな〜と思ったら、裏のストレートでもの凄い爆音になったそうだ、ここまで抜群 のラップタイムで、優勝間違い無しのタイムが出ていただけに、これには皆、深刻な顔つき に・・・・なっていない! 豊田さんも笑っている、あれれ?
 ともかくドミンゴの板橋さんに泣きつく・・・「馬の背まで取りに行くと1万円かかるよ」 なんて冗談を言われ、幸いにもサイレンサーは無事な姿で帰ってきた。
 なんか今年はついているゾ!!

 ■7月7日レース当日(予選・決勝)

まだ元気な121号車

乙女のヒミツ

チェッカー後並んでゴール

コース上での祝福
●7月7日(日曜日)
 朝から忙しい、というのも昨日の心臓移植の121号車は再車検を受けないといけないから。 早くからならんだので、あっさり車検通過。ことしはレギュレーション関係でつまづくことが 全くなかった。参戦3年目だから、あたりまえか!

 予選を各車とも順調にこなし、120号車が2分14秒台でクラストップタイム。6号車は その後グリッド80位くらい、121号車は100位くらいからのグリッド。

 いよいよ10時にスタート!!
120号車6号車とも順調にスタート!しかし、121号車はエンジンストール!!どんけつ からのスタートになった。

1時間が経過したところで、各車ともライダー交代。121号車の小林郷さんが交代してすぐに 転倒!目の前でNSRが転倒し、巻き込まれたようだ。応急処置を施し前線に復帰。
 その後は何ともなくレースは進む。

今回の大事件は2時間30分が過ぎた辺りで起こった!121号車の小林郷さんから交代した 横田氏が帰って来ない。
ヘヤピンでコーナーの内側にいたNSRが転倒し、ハイサイドで吹き飛ばされていたのだ。こ の転倒で横田氏は病院送り、CBXは左コーナーにも関わらず、右側が大破。ハンドルが折れ マフラーが損傷を受けていた、その時の順位は3位。上手くすれば1位と3位がサイクルロー ドイトーRTで飾れたのに!!!!

 6時間耐久レースはその後、淡々と進み120号車は最後まで順調に快走!2位に6周差で 圧倒的な差で優勝!NSRの平出・真梨子組も昨年より大分順位を上げて48位でゴールとなった。

今回は橘総監督、大変お疲れさまでした。
また、ピットクルーの皆さんありがとうございました!!
●ピットクルー:
 小穴ママ・金個令子ネェ・小島陽吾さん・石井裕二さん・石川淳さん
 堀野純さん・山本亜紀さん

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